reStructuredText(reST)

reSTの書式リファレンス

文書のタイトルとサブタイトル

文書のタイトルとサブタイトルを示すには、文書の先頭で、 英数字以外の文字( = - ` : ' " ~ ^ _ * + # < > )で装飾した行を書く。 最初に出てきた装飾された行が文書のタイトルに、 次に出てきた異なる文字で装飾された行がサブタイトルになる。

見出し

英数字以外の文字で添線引きした行は、見出しとなる。 文字の種類や数に意味は無く、文書中に出てきた順でネストが下がる。

見出し 2.1

こんな

見出し 2.1.1

感じで

見出し 2.1.1.1

深くなっていく

見出し 2.2

ネスト戻り

段落

空行で区切った文は、

段落になる。

インデント

空白で

字下げした段落は

インデントとして扱われる

例えば

こんな感じ

文字スタイル

普通の文字、 斜体太文字等幅 。 スタイル指定の前後は、空白で区切ることが重要。 '*''`' のエスケープは、バックスラッシュ( '\' )で行う。 *こんな感じ*。

箇条書き

番号付きリスト

  1. あめんぼ
  2. あかいな
  3. あかさたな

    1. 入れ子にする場合は
    2. 段を下げて
    3. 上下に空行を入れて書きます
  4. 元のレベル

番号付きリストの番号は、手入力で増やさなければいけない (自動的に増やしてくれない)

番号無しリスト

  • あめんぼ
  • あかいな
  • あかさたな
    • 入れ子にする場合は
    • 段を下げて
    • 上下に空行を入れて書きます
  • 元のレベル

定義リスト

コマンド1
モンゴルからスカラープールへ。 ナイルの砂塵よりテクタイトを探知する技師を訪ねよう。 4Uサイズのアタッシュケースを磁北に向け、 グレートブラボーボックスのアースをとって構える。 月の運行に手拍子で参加。
コマンド2
ナヴァホの聖地へはテロートマトンで行こう。 続出するバグは助手のトラウマが原因であり、 激励こそ最良のメンテナンスである。 グレートブラボーボックスの拡張スロットに、 アモール・バッファーを差し込む。 心をイヨマンテの矢じりに置く。
最終コマンド
スカラープールからペルーへは、 ヒエロニムスの回路を通る。 トパーズ18フォンツにホピ族の母をかくまう事は可能だ。 デラワーカメラでスナップショットを一枚。 一億年前のリセットを思う。 銅線コイルのトーテムに一礼する。

上記のように、文字スタイルの指定も可能

整形済みテキスト

前の段落が"::"で終わり、字下げされた段落は、整形済みテキストとして扱われる。 例えば:

#!/usr/bin/env python
import sys
import random

an = '0123456789ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz'

def mkpasswd(length, source = an):
  return ''.join([source[random.randrange(len(source))] for n in range(length)])

if (len(sys.argv) < 2):
  print >> sys.stderr, 'Usage: %s <length>' % sys.argv[0]
  sys.exit(-1)

print mkpasswd(12)


カテゴリー:技術

reST (最終更新日時 2007-08-29 06:59:11 更新者 おさ)